かくさ◦う【隠さふ】
[連語]《動詞「かく(隠)す」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》隠しつづける。繰り返し隠す。「沖つ藻を—◦ふ波の五百重波(いほへなみ)千重にしくしく恋ひわたるかも」〈万・二四三七〉
かく‐さく【画策】
[名](スル)はかりごとをめぐらすこと。ひそかに計画を立てること。また、その計画。「陰であれこれ—する」
かく‐さげ【格下げ】
[名](スル) 1 それまでより資格・等級・地位などを低くすること。「二部に—される」⇔格上げ。 2 商品取引所で、受け渡し品が標準品より劣っているとき、その格付けを標準品より低くすること。⇔格上げ。
かく‐ささつ【核査察】
⇒保障措置
かく‐ささつかん【核査察官】
核不拡散条約加盟国の原子力施設に立ち入り、保障措置(核査察)を行う、国際原子力機関(IAEA)の職員。
かくさ‐しゃかい【格差社会】
成員が、特定の基準から見て隔絶された階層に分断された社会。特に、所得・資産面での富裕層と貧困層の両極化と、世代を超えた階層の固定化が進んだ社会。 [補説]バブル経済崩壊後の不況で、中高年の雇用を...
かく‐さつ【格殺/挌殺】
[名](スル)手で打ち殺すこと。なぐり殺すこと。
かく‐さま【斯く様】
[形動ナリ]こんなありさま。こんなふう。「世の中の常のことわり—になり来にけらし据ゑし種から」〈万・三七六一〉
かくされた‐しつりょう【隠された質量】
⇒ミッシングマス
かくされたじゅうじか【隠された十字架】
梅原猛の著作。副題「法隆寺論」。昭和47年(1972)刊。法隆寺は聖徳太子の怨霊を鎮める目的で建立されたと論じる。毎日出版文化賞受賞。