か‐しゅひ【仮種皮】
種子の表面を覆う付属物で、胚珠(はいしゅ)の柄や胎座の一部が発達したもの。カヤ・イヌガヤ・イチイなどにみられる。種衣。
カシュルート【kashruth/kashrut】
ユダヤ教における食事の規定。食材・調理法などについて、食べてよいものとそうでないものとに分けたもの。例えば、魚介類は、ひれとうろこのあるもの以外は食べてはならないなど。コーシャ。
カシュー【cashew】
ウルシ科の常緑小高木。葉は長卵形。花は白または淡桃色で、円錐状に集まって咲く。熱帯アメリカの原産。花柄(かへい)および果実は食用、樹脂は塗料・ゴムなどに用い、材は細工物などに使用。カシューのき。
カシュー‐アップル【cashew apple】
カシューの花柄(かへい)が西洋ナシ形にふくらんだもの。多汁で、生食のほか、ジャム・砂糖菓子・清涼飲料などに用いる。
カシュー‐ナッツ【cashew nuts】
カシューの木の実。曲玉(まがたま)形で、長さ2〜3センチ。堅い果皮をむき、火にあぶってから食用にする。
か‐しょ【花書】
「花押(かおう)」に同じ。
か‐しょ【家書】
1 自分の家からの手紙。家信。 2 自分の家の蔵書。
か‐しょ【華胥】
《「華胥の国」の故事から》昼寝。午睡。「苦もなく自分を—に誘って」〈花袋・重右衛門の最後〉
か‐しょ【過所/過書】
1 関所通行の許可証。律令制では、官人に政府の発行する通行証を携行させた。中世には通行税免除証となり、江戸時代には関所手形となった。かそ。 2 「過書船(かしょぶね)」の略。
か‐しょ【歌書】
和歌に関する書物。和歌集や歌学書・歌論書など。