かつじん‐けん【活人剣】
本来、人を殺傷する目的のための刀剣が、使い方によって人を生かすものとしてはたらくこと。⇔殺人剣。→殺人刀活人剣(せつにんとうかつにんけん)
かつ‐ぜつ【滑舌】
アナウンサー・俳優などが口の動きを滑らかにするために行う発音の練習。転じて、発音や発声がはっきりとしていて滑らかなこと。また、そのような話し方。「—が悪い」
かつ‐ぜん【戛然】
[ト・タル][文][形動タリ]堅い物が触れ合って音を発するさま。「玉と玉と撃てる音か、—と瞬時の響きを起こす」〈漱石・薤露行〉
かつ‐ぜん【豁然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 視野が大きく開けるさま。「—として眼下に眺望が広がる」 2 心の迷いや疑いが消えるさま。「—として悟る」
かつ‐だい【闊大】
[形動][文][ナリ]広く大きいさま。「(影ハ)一人は—に一人は細小なるが」〈蘆花・不如帰〉
かつだい‐かもつ【闊大貨物】
制限以上の大きさや重さの鉄道貨物。闊大品。
かつ‐だつ【滑脱】
[名・形動]よどみなく自由自在に変化・順応すること。また、そのさま。「円転—」
かつだん【割断】
断ち割ること。材料に応力をかけ、わずかに生じた亀裂から分割すること。ガラスやファインセラミックスを割断した場合、平滑な破断面と極めて鋭利な角が得られる。
かつ‐だんそう【活断層】
活動中の、または第四紀に活動したことのある断層。大部分は地震断層。岐阜県の根尾谷(ねおだに)断層・阿寺(あてら)断層、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)を引き起こした野島断層など。
かつて【曽て/嘗て】
[副] 1 過去のある一時期を表す語。以前。昔。「—京都にいたころ」「—の名選手」 2 (あとに打消しの語を伴って用いる)今まで一度も。ついぞ。「—ないにぎわいを見せる」「いまだ—聞いたことがな...