糧(かて)を棄(す)て船(ふね)を沈(しず)む
《楚の項羽が鉅鹿(きょろく)の戦いで、川を渡るのに使った船を沈め、釜を壊し、小屋を焼いてから戦い、秦の軍に大勝した「史記」項羽本紀の故事から》決死の覚悟で戦いに臨むたとえ。
か‐てん【火天】
《(梵)Agniの訳》もとインド神話の火神アグニが、仏教に入って仏法擁護の神となったもの。密教では十二天の一。からだは赤く、髪は白く、仙人の形をし火炎中に座して右の二手に三角印と数珠、左の二手に...
か‐てん【火点】
1 機関銃などの自動火器を備えた陣地。 2 《「出火点」の略》火事の、出火した場所。
か‐てん【加点】
[名](スル) 1 得点を加えること。「白組は着実に—した」 2 漢文に訓点を書き加えること。ヲコト点・返り点・仮名などを書き加えて訓読法を示すこと。 3 文書の項目に、承諾・肯定のしるしとして...
かてん【賀殿】
雅楽の舞曲。唐楽。壱越(いちこつ)調で新楽の中曲。四人舞。曲は承和年間(834〜848)に伝来、舞は林真倉(はやしのまくら)作という。
か‐てん【嘉典】
婚礼などのめでたい儀式。嘉礼。
か‐てん【嘉点】
漢文訓読法の一。山崎闇斎(通称、嘉右衛門)が四書に施した訓点。闇斎点。
か‐てん【歌天】
胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)の外金剛部院に位置する楽神。
かてん‐げっち【花天月地】
花が咲いて月の明るい風景。花時の月夜の景色。
かてん‐しゅぎ【加点主義】
組織における人事などの評価方法の一つ。意欲的な姿勢や優れた成果に注目して点数を加算していく。⇔減点主義。