えん‐どう【豌豆】
マメ科の一・二年草。カフカスからイラン付近の原産といわれ、石器時代からすでに栽培。茎は、蔓性(つるせい)のものは約2メートル、矮性(わいせい)のものは高さ約25センチ。葉は羽状複葉で、先端は巻き...
いぬぼう‐カルタ【犬棒カルタ】
いろはガルタの一。最初の札が、「犬も歩けば棒に当たる」であるところからいう。近世末期以来、最も一般的なカルタ。
いたり【至り】
1 ある物事が最高の状態に達していること。極み。「感激の—」「光栄の—」 2 ある物事の成り行きや結果。「若気の—」 3 心づかいやはからいが物事に及んでいる度合い。学問・思慮などの深さ。「いみ...
おてんき‐し【御天気師】
詐欺師の一。偽金などを路上に落としておき、通行人と二人で発見したように見せかけ、配分しようなどと口実を作ってその通行人の金品とすり替えて逃げ去るもの。晴天の日にするところからいう。
あさくさ‐がみ【浅草紙】
古紙・ぼろきれなどを材料にして漉(す)き返した下等の紙。落とし紙や鼻紙などに用いる。元禄年間(1688〜1704)に浅草の山谷(さんや)辺りで多く製造されたところからいう。
あずかり‐きん【預(か)り金】
1 預かった金。預け金を受託者の側からいう。 2 《「借りる」ことを「預かる」というところから》借金。江戸では金本位なので「あずかりきん」、上方では銀本位なので「あずかりぎん(預かり銀)」といっ...
あさま‐つげ【朝熊黄楊】
ツゲの別名。朝熊山に多く産するところからいう。
アダムズ‐ブリッジ【Adam's Bridge】
スリランカ北西部、ポーク海峡を横切る砂州と浅瀬の連なり。マンナール島からインドの南東部のパーンバン島に向かって、約30キロメートルにわたって伸びる。水深は浅く、船舶の航行は困難。名称は、アダムズ...
あけず‐の‐もん【開けずの門】
1 特別な場合のほかは開けない門。また、開けることを禁じられた門。あかずのもん。 2 偉鑒門(いかんもん)の異称。花山天皇が出家の時にこの門から出て、以後開けなかったところからいう。
あと‐つけ【後付け/跡付け】
1 江戸時代、客の乗った馬の後方に荷をつけること。また、その荷。武士の乗る場合は多く刀箱であった。「—あけて路銀のうち十両、当分入り用に使ひ給へと渡せば」〈浮・新可笑記・五〉 2 芸者が付き添い...