ハイジ【Heidi】
スイスの作家スピリの児童文学。また、その主人公。第一部は1880年、第二部は1881年に刊行。素朴な明るさをもつ少女ハイジと、人嫌いの祖父や体の弱い少女クララとの交流が、アルプスの大自然を背景に...
のぞこ・る【除こる】
[動ラ四]除かれて消え失せる。のぞかれる。「障(さはり)—・り罪消えて、人天浄土(にんでんじゃうど)に生まれ」〈沙石集・二〉
のう‐せん【能詮】
《「詮」は表す意》仏語。経典に説かれる意義を表す言語。文句。表される意義内容を所詮(しょせん)というのに対する。
に‐ぶん【二分】
[名](スル) 1 二つに分けること。また、二つに分かれること。「人気を—する」「勢力が—する」 2 春分と秋分。また、春分点と秋分点。 3 印刷で、和文活字・インテルなどの幅が、各号やポイント...
ニュートラリーノ【neutralino】
素粒子物理学の超対称性理論から導かれる未知の超対称性粒子。ボース粒子のZボソン、フォトン(光子)、中性ヒッグス粒子の超対称性パートナーであるジーノ、フォティーノ、中性ヒッグシーノが混合状態にある...
にょうぼう‐ほうしょ【女房奉書】
天皇の側近の女房が天皇の意思を奉じて発給した仮名書きの文書。ふつう、散らし書きで書かれる。鎌倉時代からみられ、室町後期には勅命を伝える文書の主流となった。
にほん‐がくしいん【日本学士院】
学術上の功績顕著な科学者を優遇するための栄誉機関。文部科学省の所管。帝国学士院を昭和22年(1947)改称したもの。日本学術会議が選ぶ150名の終身会員で組織され、人文科学系の第一部と自然科学系...
に‐りゅう【二流】
1 二つの流れ・流派。また、二つの方法。「系統が—に分かれる」 2 一流より程度がやや劣ること。また、そのもの。「—の会社」
にほう‐せい【二峰性】
時間の経過に伴う状態や数量の変化が二つの高まりをもつこと。医療の分野で、発熱などの症状が一度高まり、治まりかけたのちに再び高まることを指す。また、統計学の分野で、ある度数分布や確率分布の最頻値が...
にょかんたち【女官たち】
《原題、(スペイン)Las Meninas》ベラスケスの絵画。カンバスに油彩。王女マルガリータを女官たちが囲み、背後にカンバスに向かうベラスケス自身と鏡に映った国王フェリペ4世夫妻が描かれる。集...