がえ
[終助]《上代東国方言。連語「がえ」からかという》(文末にあって)反語の意を表す。…か、いや、そうではない。「上野(かみつけの)佐野の舟橋取り放し親は放(さ)くれど我(わ)は離(さか)る—」〈万...
が‐え
[連語]《格助詞「が」+名詞「上(へ)」。上代東国方言》…するうえに。…する一方で。「赤見山草根刈りそけ逢はず—あらそふ妹(いも)しあやに愛(かな)しも」〈万・三四七九〉
が‐えい【牙営】
牙旗を立ててある陣屋。大将のいる陣営。本営。
がえろめ‐ねんど【蛙目粘土】
カオリン質の粘土中に多量の石英粒を含むもの。雨などでぬれると、石英の粒が蛙の目玉のように見える。主として愛知県瀬戸市・岐阜県土岐(とき)市に産し、陶磁器の原料にする。がいろめねんど。がいろめ。が...
が‐えん【臥煙】
1 近世、江戸の町火消しの鳶(とび)の者。 2 江戸城の見付の警固にあたった身分の低い者。 3 ならずもの。無頼漢。
が‐えん【賀宴】
祝いの酒盛り。祝宴。
が‐えん【賀筵】
祝賀の宴席。祝宴の会場。
がえん・じる【肯んじる】
[動ザ上一]「がえんずる」(サ変)の上一段化。「そんな提案は—・じるわけにはいかない」
がえん・ずる【肯んずる】
[動サ変][文]がへん・ず[サ変]承諾する。聞き入れる。引き受ける。がえんじる。「頑として—・じない」 [補説]「かえ(肯)にす」の音変化、本来は承諾しないの意。「に」に含まれている否定の意が忘...
がえん‐はだ【臥煙肌】
威勢のよいことを好む乱暴な性質。