矢(や)の如(ごと)し
きわめて速いこと、速くまっすぐに進むことのたとえ。「光陰—」「帰心—」
や‐よろず【八万】
はちまん。また、きわめて数の多いこと。「この御足跡(みあと)—光を放ち出だし」〈仏足石歌〉
やるかた‐な・い【遣る方無い】
[形][文]やるかたな・し[ク] 1 心のわだかまりを晴らす方法がない。「憤懣(ふんまん)—・い」「—・い思い」 2 きわめて程度がはなはだしい。なみひととおりでない。「女—・く名残を惜しむあは...
矢(や)を射(い)るが如(ごと)し
動作や物事の進行の速度がきわめて速いことのたとえ。
ゆうり‐き【遊離基】
対をなさない電子を一つまたはそれ以上もつ原子または原子団。一般に、分子が熱・光・放射線などの作用を受け結合が切れて生じ、不安定で反応性がきわめて大きい。フリーラジカル。ラジカル。
ゆめ‐ばかり【夢許り】
[副]きわめて少し。ほんのわずか。「—も聞こえさせでやみぬること」〈宇津保・菊の宴〉
ようそ‐でんぷんはんのう【沃素澱粉反応】
でんぷんが沃素によって青紫色を呈する反応。きわめて鋭敏で、微量の沃素またはでんぷんの検出に利用。
よう‐とう【蠅頭】
《ハエの頭の意から》 1 きわめて細かい文字。細字。 2 ごくわずかな利益。
よく‐よく【善く善く/能く能く】
《「よく」を重ねて強調した語》 [形動][文][ナリ] 1 他に適当な方法がなく、やむを得ずそうするさま。よほど。よくせき。「—な理由があるらしい」「あの男が頭を下げるのだから、—のことだ」 ...
よに‐よに【世に世に】
[副]《副詞「世に」を重ねて意味を強めた語》きわめて。はなはだしく。非常に。「—ねむごろにもてなして」〈宇治拾遺・九〉