きん‐せん【京銭】
室町時代から江戸初期にかけて流通した銭貨の一。明の南京付近で流通していた劣悪な私鋳銭が日本に流入したものといわれる。撰(え)り銭の対象となった。南京銭。
きん‐せん【欣羨】
非常にうらやましがること。「暗に—の意を洩らす」〈漱石・吾輩は猫である〉
きん‐せん【金扇】
地紙に金箔(きんぱく)をおした扇。
きん‐せん【金銭】
1 貨幣の総称。かね。ぜに。「—に細かい人」「—感覚」 2 金で鋳造した銭。金貨。
きん‐せん【金線】
金の線。金色の線。金すじ。
きん‐せん【欽羨】
[名](スル)敬いつつ、うらやましく思うこと。「頻(しきり)に日本人種の独り東洋に雄飛するを—せり」〈竜渓・浮城物語〉
きん‐せん【琴線】
1 琴の糸。 2 心の奥深くにある、物事に感動・共鳴しやすい感情を琴の糸にたとえていった語。「心の—に触れる言葉」 [補説]2は、「琴線に触(ふ)れる」で成句となり、良いものに感銘を受ける意で使...
きん‐せん【謹撰】
[名](スル)貴人の命などにより、歌集や書物などをつつしんで編集・著述すること。
きん‐せん【謹選】
[名](スル)貴人の命などによりつつしんで選択すること。慎重に選ぶこと。