くぎ‐ぬき【釘貫】
1 柱やくいを立て並べて、横に貫(ぬき)を渡しただけの柵(さく)。「そこはかとなくて、—といふものをぞ、片面(かたおもて)にしわたしたりける」〈狭衣・三〉 2 「釘貫門」に同じ。「さてはと人の透...
くぎぬき‐もん【釘貫門】
門柱の上部に2本の貫を通し、下に扉をつけた簡単な門。屋敷の通用門や、町の入り口・関所などに設けられた。
くぎ‐ぼり【釘彫(り)】
1 長押(なげし)を柱に釘づけするとき、割れないように長押の裏面に彫った釘穴。 2 釘状のもので線刻すること。また、そのようにして作られた文様。高麗(こうらい)茶碗などにみられる。
くぎ‐め【釘目】
釘を打ち込んだ所。また、その跡。
く‐ぎょ【供御】
⇒くご(供御)1
く‐ぎょう【公卿】
1 公(こう)と卿(けい)の総称。公は太政大臣・左大臣・右大臣、卿は大納言・中納言・参議および三位以上の朝官をいう。参議は四位も含める。「大臣公卿」と連ねていう場合は、卿のこと。公家。上達部(か...
く‐ぎょう【苦行】
[名](スル) 1 つらさに耐えて仕事をすること。「難行—」 2 仏語。激しく肉体を苦しめる行いによって精神を浄化し、悟りを得ようとする修行。
く‐ぎょう【恭敬】
つつしみうやまうこと。きょうけい。「梵天(ぼんでん)、帝釈(たいしゃく)および諸天皆—せん」〈今昔・一・一〉
くぎょう‐きゅう【公卿給】
奈良・平安時代、大臣以下参議までに支給された年給。
くぎょう‐せんぎ【公卿僉議】
公卿の会議。「天下においてことなる勝事(しょうし)なれば、—あり」〈平家・一〉