いわし【鰯/鰮】
1 ニシン科のマイワシ・ウルメイワシやカタクチイワシ科のカタクチイワシなどの海水魚の総称。ふつうはマイワシをさす。暖流に乗って回遊し、産卵期には近海に集まる。食用のほか、油をとったり、肥料や飼料...
アンチョビー【anchovy】
カタクチイワシ科の小さい海水魚。地中海・南アメリカ西岸などでとれる。また、それを塩漬け発酵し、オリーブ油に漬けたもの。オードブルやペーストソースにする。
ま‐いわし【真鰯】
1 ニシン目ニシン科の海水魚。全長約20センチ。体は細長く、やや側扁する。背側は青緑色で、体側に1〜3列の黒点が並ぶ。植物プランクトンを主食とし、沿岸の表層を回遊する。食用、また養魚の餌とする。...
これ‐かれ【此れ彼/是彼】
[代] 1 指示代名詞。この物とあの物。これとあれ。「—、得たるところ得ぬところ、たがひになむある」〈古今・仮名序〉 2 人代名詞。この人とあの人。だれかれ。「—にも口入(くちいれ)させず」〈源...
く‐にゅう【口入】
[名](スル) 1 口を挟むこと。干渉すること。また、その人。口出し。「法皇去年の冬より政に御—もなく」〈著聞集・三〉 2 間に立って世話をすること。また、その人。仲介。くちいれ。「跡は火に成る...
ごまめ【鱓】
カタクチイワシの幼魚を干したもの。また、それをいって、砂糖・醤油・みりんを煮詰めた汁の中に入れてからませたもの。正月料理に使う。たづくり。ことのばら。《季 新年》「噛(か)み噛むや歯切れこまかに...
かまあげ‐しらす【釜揚(げ)白子】
カタクチイワシなどの稚魚を塩ゆでにしたもの。
しら‐す【白子】
1 カタクチイワシ・マイワシ・イカナゴ・ウナギ・アユなどの稚魚。体は透明。 2 「白子干し」の略。
かたくち‐いわし【片口鰯】
ニシン目カタクチイワシ科の海水魚。全長約15センチ。背部は暗青色、腹部は銀白色。沿岸の表層を回遊し、太平洋沿岸の各地で漁獲。ごまめ・煮干しの材料。ひしこいわし。しこ。せぐろいわし。《季 秋》
しこ‐いわし【鯷鰯】
カタクチイワシの別名。《季 秋》「呼売りの—かなもう見えず/楸邨」