くろ‐あざ【黒痣】
1 皮膚に生じた黒または褐色の斑紋。メラニン色素を含む細胞が増殖したもので、小形のものはほくろと呼ぶ。色素性母斑。 2 打撲などで皮下に内出血が起こり、青黒く見えるもの。
ちくせき‐リング【蓄積リング】
強度が弱い荷電粒子を、磁場を用いて円環状に周回させ、十分な強度になるまで長時間蓄積する装置。シンクロトロンの一種。ビーム強度を上げて次の加速器に受け渡すために用いられる。
ちょうはく‐せっぺん【超薄切片】
透過型電子顕微鏡で観察するため、極めて薄い切片にした試料。ふつう、ダイヤモンドナイフなどの高硬度の刃先を備えたウルトラミクロトームを用いて作製する。光学顕微鏡の場合は数マイクロメートル、電子顕微...
ローレンシウム【lawrencium】
アクチノイドに属する超ウラン元素の一。名は、サイクロトロンの発明者E=O=ローレンスにちなむ。元素記号Lr 原子番号103。
マイクロトーム【microtome】
⇒ミクロトーム
まくら‐ぼん【枕本】
1 半紙を縦に二つ切りにし、それを袋綴(ふくろと)じにした横長の本。 2 「枕草紙2」に同じ。
ほうしゃこう‐しせつ【放射光施設】
電子などの荷電粒子を加速器で加速して発生させた、シンクロトロン放射光を利用する実験施設。極めて高強度で指向性が高い、X線から赤外線まで幅広い波長領域の光を発生し、また、偏光特性を自在に制御するこ...
ようし‐オーロラ【陽子オーロラ】
陽子が引き起こすオーロラ。電子による通常のオーロラに比べて暗い。高感度の撮像カメラにより、陽子オーロラは電磁イオンサイクロトロン波動(EMIC)という周波数1ヘルツ程度のプラズマの波に同期するこ...
ミクロトーム【(ドイツ)Mikrotom】
顕微鏡で観察する動植物体の組織の切片を作成するための切断器械。数〜数十マイクロメートル程度の薄さに切ることができる。マイクロトーム。
ラーモア‐かいてん【ラーモア回転】
一様な磁場のもと、荷電粒子が磁場からローレンツ力を受けて起こす等速円運動。その半径をラーモア半径といい、粒子の電荷をq、質量をm、速さをvとすると、磁束密度Bの下でのラーモア半径rは、r=mv/...