ぐんき‐もの【軍記物】
1 江戸時代に出た小説の一種。戦争・合戦を題材に、事実と空想をまじえて書いたもの。絵本太閤記など。 2 ⇒軍記物語
ぐんき‐ものがたり【軍記物語】
中世文学で、戦争・合戦を主題として時代の展開を描いた叙事的物語。保元物語・平治物語・平家物語・太平記など。広義には義経記・曽我物語なども含む。文体は、多く和漢混交文。戦記物語。軍記物。
ぐんきものがたりけんきゅう【軍記物語研究】
国文学者、五十嵐力の著作。昭和6年(1931)に刊行。早稲田大学出版部「文学講義」に連載された論文「軍記物語研究」と、大正9年(1920)の「早稲田文学」秋季特別号に掲載された「平家物語の新研究...
ぐん‐きょ【群居】
[名](スル)群れをなしていること。また、群がり住むこと。「ウミウが—する島」
ぐんき‐よみ【軍記読み】
江戸時代、軍記物を講釈すること。また、その人。軍書読み。軍談師。軍談読み。