ぐんばい‐ひるがお【軍配昼顔】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の多年草。暖地の海岸に生え、茎は砂上をはう。葉は軍配うちわに似た形で、厚くつやがある。夏から秋に、紅紫色のらっぱ状の花を開く。
ぐんばい‐ほおずき【軍配酸漿】
巻き貝のナガニシの卵嚢(らんのう)。形が軍配うちわに似る。海ほおずきの一つで、口に入れて鳴らして遊ぶ。《季 夏》
ぐんばい‐むし【軍配虫】
半翅(はんし)目グンバイムシ科の昆虫の総称。大きさ3〜4ミリのカメムシで、翅(はね)を閉じた形が軍配うちわに似る。菊・ツツジなどの葉につき汁を吸う害虫。
軍配(ぐんばい)を上(あ)・げる
相撲で、行司が勝ったほうの力士を軍配団扇(うちわ)で指し示す。転じて試合や競争などで、勝利・優勢の判定を下す。
軍配(ぐんばい)を返(かえ)・す
相撲で、制限時間がきたとき、行司が軍配を裏返して構え、取組を始めさせる。
ぐん‐ばつ【軍閥】
1 明治以後、軍事力を背景に政治的権力を掌握した軍上層部の勢力。薩摩(さつま)・長州の出身者を中心とし、統帥権の独立などにより特権的地位を独占したが、敗戦により崩壊。 2 中国で、軍人が私兵をも...
ぐんばつ‐せいじ【軍閥政治】
強大な軍の権力を背景に軍の上層部によって行われる政治。
ぐん‐ぱつ【群発】
[名](スル)地震などが、局地的に、しきりに起こること。「—する火山性微動」
ぐんぱつ‐じしん【群発地震】
一定の時期、またはある区域に集中して発生する、比較的小さな地震。
ぐんぱつ‐ずつう【群発頭痛】
半年から数年に一度、特定の時期や時間帯に、片方の目の奥が激しく痛む、慢性の頭痛。数週間から2か月ほどの間、毎日ほぼ同時刻に15分から2時間ほど痛みが続く。20〜30歳代の男性に多い。