気前(きまえ)がよ・い
金や物を出し惜しみしない。けちけちしない。「金回りがよいのか最近妙に—・い」
びんぼう‐しょう【貧乏性】
けちけちして大らかになれない性質。細かいことにくよくよする性質。
こすっ‐から・い【狡っ辛い】
[形]《「こすからい」の音変化》ずるく抜け目がない。悪賢い。また、ずるくて、けちけちしている。「いつも—・く振る舞う」
けん【慳】
[音]ケン(呉) [訓]おしむ 1 けちけちする。「慳貪(けんどん)・慳吝(けんりん)」 2 いじわるな。むごい。「邪慳」
し・ける【時化る】
[動カ下一][文]し・く[カ下二]《「湿気(しけ)る」と同語源。「時化」は当て字》 1 風雨が強く、海が荒れる。また、海が荒れて不漁になる。「海が—・ける」 2 金回りが悪くなる。けちけちする。...
こま・い【細い】
[形](多く西日本で) 1 形や量、数などが小さい。こまかい。「何歳(いくつ)かい。何、十二、—・いな」〈蘆花・思出の記〉 2 けちけちしている。お金に細かい。「金に—・いことをいう」
しみっ‐たれ
[名・形動]《「しみたれ」の促音添加》 1 物惜しみすること。けちけちしていること。また、そういう人や、そのさま。「金に細かい—なやつ」 2 こせこせして卑しいこと。また、そのさま。「—な考え」...
ちび・る
[動ラ五(四)] 1 小便をちょっと漏らす。「怖くて—・りそうになった」 2 出し惜しみする。けちけちする。「予算を—・る」「小遣いを—・る」
だし‐おし・む【出し惜しむ】
[動マ五(四)]金銭や物品などを惜しんで、なかなか出さないでいる。出ししぶる。けちけちする。「寄付金を—・む」
そん‐がっきゅう【村学究】
田舎にいて見聞の狭い学者。また、見識の浅い学者を軽蔑していう語。「先生は決して—らしい窮屈な生活けちけちした生活はして居ません」〈独歩・運命〉