けぶり【煙/烟】
《「けむり」の古形》 1 「けむり1」に同じ。「汽車はしきりに—を吐きつつある」〈漱石・虞美人草〉 2 「けむり2」に同じ。「霜いと白うおける朝、遣水より—の立つこそをかしけれ」〈徒然・一九〉 ...
け‐ぶり【気振り】
それらしいようす。気配。そぶり。「細君が主(あるじ)の好奇を喜ばない—が、お庄には見えすくように思えて来た」〈秋声・足迹〉
けぶり‐くらべ【煙競べ】
《「思ひ」の「ひ」を「火」に掛けて、そこから立つ煙をくらべる意》思いの深さをくらべること。「たちそひて消えやしなまし憂きことを思ひ乱るる—に」〈源・柏木〉
煙(けぶり)とな・る
1 焼けてなくなる。「時の間のけぶりともなりなん」〈徒然・一〇〉 2 火葬にされる。「同じ—・らせ給ふもいみじう悲し」〈栄花・ゆふしで〉
けぶり‐の‐なみ【煙の波】
遠く煙のようにかすんで見える波。「海漫々として、雲の波—深く」〈平家・二〉
けぶ・る【煙る/烟る】
[動ラ五(四)]《「けむる」の古形》 1 「けむる1」に同じ。「御飯を焚(たい)て居て、余り—・りましたから」〈鉄腸・雪中梅〉 2 「けむる2」に同じ。「裏町は—・るように白い砂けむりをあげて」...
ケプラウアン‐セリブ【Kepulauan Seribu】
⇒サウザンド諸島
ケプラー‐にじゅうに【Kepler-22】
地球から見ていて座とこと座の間の方向に約620光年離れた場所にある恒星。太陽と同じG型星だが、太陽よりやや小さく、表面温度もやや低い。第1惑星のケプラー22bはハビタブルゾーンを周回しており、地...
ケプラー‐にじゅうにビー【Kepler-22b】
NASA(米国航空宇宙局)の系外惑星探査のためのケプラー宇宙望遠鏡が2011年に発見した惑星。地球から約620光年離れた場所にある、太陽に似た恒星ケプラー22のハビタブルゾーン(生命居住可能領域...
ケプラー‐うちゅうぼうえんきょう【ケプラー宇宙望遠鏡】
《Kepler space telescope》《Kepler space telescope》2009年にNASA(米航空宇宙局)が打ち上げた、系外惑星探査に特化した宇宙望遠鏡。恒星のわずかな...