けんもん‐の‐さんさいじょ【県門の三才女】
賀茂真淵門下の、すぐれた三人の女性。進藤茂子(筑波子(つくばこ))・油谷倭文子(しずこ)・鵜殿余野子(うどのよのこ)。
けんもん‐の‐してんのう【県門の四天王】
賀茂真淵門下のすぐれた四人の称。村田春海(はるみ)・加藤千蔭(ちかげ)・楫取魚彦(かとりなひこ)・加藤美樹(うまき)。
けん‐やく【倹約】
[名・形動](スル)むだを省いて出費をできるだけ少なくすること。また、そうするさま。「小遣いを—する」「平生(へいぜい)人には吝嗇(りんしょく)と云われる程の、—な生活をしていて」〈鴎外・高瀬舟〉
けん‐やく【兼約】
かねてから約束しておくこと。また、その約束。前約。「かさねての参会を—すべし」〈色道大鏡・二〉
けんやく‐か【倹約家】
倹約につとめる人。しまりや。
けんやく‐の‐ほうそく【倹約の法則】
⇒オッカムの剃刀(かみそり)
けんやく‐れい【倹約令】
江戸時代、幕府や大名が公布した倹約強制の法令。財政の緊縮をはじめ、日常生活における分相応の節約を命じたもの。
けんや‐やき【乾也焼】
明治初期、三浦乾也が東京向島で焼きはじめた陶器。尾形乾山の作風に倣ったもので、茶陶が多い。
けん‐ゆう【県有】
県が所有すること。「—林」
けん‐ゆう【兼有】
[名](スル)二つ以上のものをあわせもつこと。「雌雄の性質を—する」