こ・いる【恋いる】
[動ア上一][文]こ・ふ[ハ上二]⇒こう(恋う)
コイル‐スプリング【coil spring】
弦巻きばね。自動車ではエンジンのバルブスプリングやサスペンションによく用いられる。
コイル‐そくせんじゅつ【コイル塞栓術】
動脈瘤や動静脈瘻(どうじょうみゃくろう)などの病変部にプラチナ製の細く柔らかなコイルを充塡することで、動脈瘤の破裂を防いだり異常な瘻孔(ろうこう)を塞ぐ治療法。血管内治療の一つ。
コイル‐ばね【コイル発条】
⇒蔓巻発条(つるまきばね)
コイル‐リアクター【coil reactor】
⇒チョークコイル
こいわい‐のうじょう【小岩井農場】
岩手県中西部、岩手山南麓の大農場。明治24年(1891)開設。開設者の小野義真・岩崎弥之助・井上勝らにちなんだ名称。
こ‐いわしくじら【小鰯鯨】
ナガスクジラ科の哺乳類。ヒゲクジラ類では小さいほうで、全長約8メートル。背側が黒く、腹側が白い。広く世界の海洋に分布する。ミンクくじら。
こいわすれ‐がい【恋忘れ貝】
《その貝を拾えば恋の苦しさを忘れさせるというところから》ワスレガイの別名。「わが背子(せこ)に恋ふれば苦し暇(いとま)あらば拾(ひり)ひて行かむ—」〈万・九六四〉
こいわすれ‐ぐさ【恋忘れ草】
《恋の切なさ、苦しさを忘れさせる草の意》萱草(かんぞう)の別名。「わが宿は甍(いらか)しだ草生ひたれど—見るにいまだ生ひず」〈万・二四七五〉 [補説]書名別項。→恋忘れ草
こいわすれぐさ【恋忘れ草】
北原亜以子の短編小説。江戸時代の女絵師が主人公。平成5年(1993)刊行。同年、第109回直木賞受賞。