こく‐そう【穀倉】
1 穀物を蓄えておくくら。こくぐら。 2 穀物を多く産出する地域。
こく‐しゅ【国守】
1 国司の長官。くにのかみ。 2 「国主大名(こくしゅだいみょう)」に同じ。
こく‐しょう【濃漿】
魚や野菜などを煮込んだ濃い味噌汁。鯉こくなど。
こく・する【克する/剋する】
[動サ変][文]こく・す[サ変] 1 五行の運行で、相克する。また、二つのものが対立して互いに争う。「両性の相(あい)—・するような家庭は」〈藤村・新生〉 2 負かす。しのぐ。「良人を—・する腕...
こく‐じん【国人】
1 一国の人民。その国の人。国民。 2 国衙(こくが)領の住民のうち、特に有力名主層の称。中世では幕府の支配に抗して地方で小規模な領主制を形成した地頭・荘官・有力名主の総称。郡ないし一国規模で行...
こく・する【刻する】
[動サ変][文]こく・す[サ変] 1 刃物などで石や木に彫りつける。きざみつける。「石碑に名を—・する」 2 区切りをつける。区切る。きざむ。「分秒を—・する音(いん)」〈織田訳・花柳春話〉 3...
こく‐せん【石銭】
江戸時代、浦賀・大坂・長崎などで、入港する廻船に課す税。積み荷の数量にかかわらず、その船の石数に応じて徴収した。こくぜに。
こく‐ぜに【石銭】
「こくせん(石銭)」に同じ。
こく‐ぜい【酷税】
苛酷(かこく)な税。重い租税。重税。
こく【剋】
[音]コク(呉)(漢) [訓]かつ 1 (「克」と通用)耐え抜いて打ちかつ。「相剋」 2 (「刻」と通用)きびしい。むごい。「剋薄」 [補説]「尅」は俗字。