こけこっこう
鶏の鳴き声を表す語。→東天紅(とうてんこう)
こけ‐ごろも【苔衣】
「苔(こけ)の衣(ころも)」に同じ。
こけ‐ざる【こけ猿】
猿をののしっていう語。老いぼれた猿、うす汚れた猿、やせこけた猿などの意。「美しい黒髪をこのやうに剃り下げて、手足は山の—ぢゃ」〈浄・丹波与作〉
こ‐けし【小芥子】
東北地方の郷土玩具。また、その様式をまねたもの。ろくろびきの木製人形で、丸い頭と円筒形の胴からなり、手足はなく、簡単な彩色で主に女児の姿をかたどる。土地によって胴の形や描彩、顔の面相などに特色が...
こけ‐しのぶ【苔忍】
コケシノブ科の常緑、多年生のシダ。深山の湿った岩石や樹幹に着生。茎は糸状。葉は羽状に細かく裂ける。コケシノブ科には、コウヤコケシノブ・ホソバコケシノブなども含まれる。
こけ‐しみず【苔清水】
苔の間を伝わり流れる清らかな水。《季 夏》
こけ‐しょくぶつ【苔植物】
植物界の一群。スギゴケなどの蘚(せん)類、ゼニゴケなどの苔(たい)類、ツノゴケ類の三つに大別される。世界に約2万5000種、日本に約2000種が知られる。ゼニゴケのように葉状体のものと、スギゴケ...
こけ‐だま【苔玉】
植物の根を用土で包んで球状にし、表面に苔を貼ったもの。苔がはがれないように糸などを巻いて固定する。主に観賞用として作る。
コケット【(フランス)coquette】
[名・形動]男好きのするなまめかしい女性。色っぽい女。また、そのさま。「—なしぐさ」「ドイツ士官が若い—と腕を組んで」〈寅彦・旅日記から〉
コケットリー【(フランス)coquetterie】
女性が見せる、なまめかしい物腰。媚(こび)。媚態(びたい)。