どい‐ぶき【土居葺き】
瓦葺きの下地となる薄い板葺き。杮板(こけらいた)・杉皮などで葺いたもの。土居。
つつじ【躑躅】
1 ツツジ科ツツジ属の植物の総称。常緑または落葉性の低木、まれに小高木もある。よく分枝し、枝や葉に毛がある。春から夏、白・紅・紫色などの漏斗形で先の5裂した花が咲く。園芸種も多く、ヤマツツジ・サ...
ツンドラ‐きこう【ツンドラ気候】
ケッペンの気候区分による寒帯気候の一。符合はET。最暖月の平均気温がセ氏0以上10度未満。夏にはツンドラと呼ばれる永久凍土が溶けてコケ類や地衣類が育つが、農作物の生育には不適でトナカイの遊牧など...
ツンドラ【(ロシア)tundra】
ユーラシア大陸・北アメリカの北極周辺に広がる凍結した荒原。短い夏の間に地面の表層が融解し、コケ類や地衣類が生える。凍土帯。凍原。
でい‐たん【泥炭】
湿地や浅い沼に生える水生植物やコケ類が枯死・堆積(たいせき)して、ある程度分解し炭化作用を受けたもの。褐色で、水分を含む。ピート。
千代(ちよ)に八千代(やちよ)に
千年も、さらにいく千年も。永久の栄えを祈る言葉。「わが君は—さざれ石の巌(いはほ)となりてこけのむすまで」〈古今・賀〉
てん‐たい【点苔】
山水画の重要な技法で、岩石や枝幹などについたコケ・小植物を示すために要所に打つ点。
つち‐い【土居】
1 建築物の土台。「—に苔(こけ)むせり」〈方丈記〉 2 帳台・几帳(きちょう)などの柱の下の台。「—のもとにて抱き取りたれば」〈宇津保・蔵開上〉
ちゃくせい‐しょくぶつ【着生植物】
他の植物の幹や葉、岩の表面など、土壌以外の所に根などの固着器官で付着して生活する植物。ラン・コケ類・地衣類など。
そう‐たい【掃苔】
墓の苔(こけ)をきれいに取り去ること。転じて、墓参り。特に盂蘭盆前の墓参りをいう。《季 秋》「—の埃あげたる箒かな/麦南」