こ‐やす【子安】
1 子を安らかに産むこと。安産。「—のお守り」 2 「子安地蔵」の略。 3 「子安観音」の略。
こや・す【肥やす】
[動サ五(四)] 1 肥料などをほどこして地味をよくする。肥沃(ひよく)にする。「やせた土地を—・す」 2 栄養を与えて太らせる。「豚を—・す」 3 不当に利益を得させる。「私腹を—・す」 4 ...
こや・す【臥やす】
[動サ四]《動詞「こ(臥)ゆ」に上代の尊敬の助動詞「す」がついて音変化したもの》「臥(こ)ゆ」の尊敬語。横になられる。おやすみになる。「飯に飢(ゑ)て—・せるその旅人あはれ」〈推古紀・歌謡〉
こ‐やす・い【小安い】
[形]相場が下がり気味である。値上がりの勢いが止まっている。→小高い2
こやす‐かんのん【子安観音】
1 安産や幼児の成長を守護するという観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)。 2 隠れキリシタンが礼拝した聖母像。
こやす‐がい【子安貝】
タカラガイ科に属する巻き貝の俗称。特に大形のハチジョウダカラガイをさすことが多い。安産のお守りとされた。《季 春》「—二見の浦を産湯かな/其角」→宝貝(たからがい)
こやす‐がみ【子安神】
子授け・安産・育児などの祈願の対象となる神。鬼子母神(きしもじん)・観音・地蔵や木花開耶姫(このはなのさくやびめ)など。
こやす‐こう【子安講】
安産祈願のために、婦人が集まって子安神を祭る信心講。
こやす‐じぞう【子安地蔵】
妊婦の安産を守護するという地蔵尊。
こ‐やすみ【小休み】
[名](スル)少しの間休むこと。少憩(しょうけい)。「一時(ひとしきり)—して居た女の楽師が」〈荷風・ふらんす物語〉