ご‐けん【五見】
仏語。仏教で批判される五つの誤った見解。実体的自我があるとする我見(がけん)と一切のものが我に属するとする我所見(がしょけん)を合わせた有身見(うしんけん)、自我は断絶するあるいは死後も常住であ...
ご‐けん【誤見】
誤った見方。まちがった見解。
ご‐けん【護憲】
現行の憲法を守ること。また、立憲政治を守ること。
ご‐げん【御見】
《「御見参」の略。「ごけん」とも》お目にかかること。御面会。江戸時代、主に遊女が用いた語。「忙(せは)しき—に枕も取らず」〈浮・万金丹・五〉
ごけん‐うんどう【護憲運動】
大正期、当時の藩閥・官僚政府を打倒して政党内閣をつくろうとした政治運動。大正元年(1912)長州閥で陸軍の長老桂太郎が組閣したため、政党・新聞記者などが中心となって起こした第一次護憲運動と、大正...
ごけん‐けんぽう【五権憲法】
中国の孫文が提唱した政府組織の原則。行政・立法・司法の三権に、中国古来の考試・監察の二権を加えたもの。
ご‐けんさつ【御賢察】
「賢察」に同じ。「諸事情—のうえご了承ください」
ごけん‐ざん【五剣山】
香川県北部の山。標高375メートル。屋島の東にある半島の中央に位置し、五つの岩峰が屹立(きつりつ)していたのでいう。四国霊場の第85番の八栗寺(やくりじ)がある。八栗山。
ごけん‐さんぱ【護憲三派】
大正13年(1924)第二次護憲運動を推進した憲政会・立憲政友会・革新倶楽部の三つの政党。
ごけん‐しゃ【五間社】
神社本殿の正面に6本の柱を用いたもの。柱間(はしらま)が五つになることからの名。