ごしん‐さん【御新さん】
「御新造(ごしんぞう)さん」を少しぞんざいにいった語。「—、宜敷(よろし)う御在いますか」〈荷風・夢の女〉
ごしん‐じゅつ【護身術】
他人から危害を加えられた際に自分の身を守るためのわざ。積極的に相手に攻めかかるのではなく、相手が攻撃しにくい距離を保つ、つかまれた腕を振り払う、道具による攻撃を制するなど、受け身のわざが中心とな...
ご‐しんぞ【御新造】
「ごしんぞう」の音変化。「長倉の—が意外だと思ったように」〈鴎外・安井夫人〉
ご‐しんぞう【御新造】
他人の妻の敬称。古くは、武家の妻、のち富裕な町家の妻の敬称。特に新妻や若女房に用いた。ごしんぞ。「吉どん。—さんがもう起きなさいって」〈藤村・桜の実の熟する時〉
ご‐しんたい【御神体】
神体を敬っていう語。
ごしん‐とう【護身刀】
身を守るために持つ刀。守り刀。
ご‐しんとう【五親等】
親等の一。本人またはその配偶者から5世を隔てた人との親族関係。高祖父母の父母、いとこの子などとの関係がこれにあたる。
ご‐しんとう【御神灯】
《「ごじんとう」とも》 1 神前に供えるあかり。みあかし。 2 芸人の家や芸者屋などで、縁起をかついで戸口につるした提灯(ちょうちん)。
ごしん‐ぶつ【護身仏】
自分の身の守りとする仏。守り本尊。持仏(じぶつ)。
ごしん‐ぷ【護身符】
「護符(ごふ)」に同じ。