つち‐いみ【土忌(み)】
陰陽道(おんようどう)で、土公神(どくじん)のいる方角を犯す土木・建築工事を忌み嫌うこと。やむを得ず工事をするときは方違(かたたが)えをした。
つち‐いれ【土入れ】
生育中の麦や陸稲(りくとう)などの根元に、土をふるいこむこと。霜害やむだな生長を防ぐために行う。
つち‐いろ【土色】
土の色。やつれて血の気を失った顔色などにいう。土気(け)色。
つち‐うす【土臼】
土で作った磨(す)り臼。どうす。
つちうら【土浦】
茨城県南部、霞ヶ浦西岸にある市。近世は土屋氏の城下町。大正11年(1922)隣町に海軍航空隊が設置され、軍都として発展。現在は工業が盛ん。蓮根やワカサギを特産。平成18年(2006)2月、新治(...
つちうら‐し【土浦市】
⇒土浦
つち‐おおね【土大根】
ダイコンのこと。「—をよろづにいみじき薬とて、朝ごとに二つづつ焼きて食ひける」〈徒然・六八〉
つち‐おと【槌音】
家を建てる時などに、槌で材木をたたく音。建築工事が盛んに行われているたとえにも用いる。「新都建設の—が響く」
つち‐か・う【培う】
[動ワ五(ハ四)]《「土(つち)養(か)う」の意》 1 根元に土をかけて植物を育てる。「花を賞せんとする者は、必ずその根に—・うことを忘れてはならぬ」〈河上肇・貧乏物語〉 2 大切に養い育てる。...
つち‐かご【土籃】
土を運ぶのに用いるかご。