ござり‐ま・す【御座ります】
[動サ特活]《「ござる」の連用形に助動詞「ます」が付いてできた語》 1 「来る」「行く」「いる」の意の尊敬語。動作・存在の主を敬って用い、高い敬意を表す。いらっしゃいます。「申し、頼うだ人、—・...
ござり‐もう・す【御座り申す】
[動サ四]「ござる」をさらに丁寧にした語。ございます。「今宵(こよひ)は忍びの初で—・すよの」〈松の葉〉
ござり‐や・す【御座りやす】
[動サ特活]《動詞「ござる」に丁寧の助動詞「やす」が付いてできた語》 1 「来る」「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。「与平様はどこにぞ。顔が見たい。—・せ」〈浄・寿の門松〉 2 「ある」の意の...
ござりん・す【御座りんす】
[動サ特活]《「ござります」の音変化》 1 「ある」「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。「成程奥の間に、今よう休んで—・す」〈浄・金短冊〉 2 「行く」「来る」の意の尊敬語。いらっしゃる。「曽根...
ござ・る【御座る】
[動ラ四]《四段動詞「ござある」の連体形「ござある」の音変化》 1 「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「お奏者はどこもとに—・るぞ」〈虎明狂・餅酒〉 2 「ある」の意の尊敬語。お...
御座(ござ)を直(なお)・す
若衆が主君の身の回りの世話をする。また、主君の伽(とぎ)をする。「榊原小平太、是は家康—・したる者なり」〈甲陽軍鑑・一七〉
ござん・す【御座んす】
[動サ特活]《「ござります」の音変化》 1 「来る」「行く」「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。「あれ梅川様の—・した。なう、よい所へ来てくだんした」〈浄・冥途の飛脚〉 2 「ある」の意の丁寧語...
ござんどうしわ【五山堂詩話】
江戸後期の漢詩論集。正篇10巻、補遺5巻。菊池五山著。文化4年(1807)から天保3年(1832)にかけて刊行。
ござん‐まい【御座んまい】
[連語]《「ござるまい」の音変化》ありませんでしょう。「お為によく—」〈浄・会稽山〉
ご‐し【五指】
1 5本の指。親指・人さし指・中指・薬指・小指のこと。 2 数の5。すぐれたものを選んで数えあげるときにいう。「—に入る名選手」