ざいふり‐ぼく【采振木】
バラ科の落葉小高木。本州中部以西の山地に生え、高さ3〜5メートル。葉は楕円形で長い柄をもつ。春、枝の先に白い5弁花を密につける。名は花の集まりが采配に見えることに由来。四手桜(しでざくら)。四手柳。
ざい‐ぶつ【財物】
1 金銭と品物。財貨。たから。ざいもつ。「—を蓄える」 2 刑法上、窃盗・強盗・詐欺・恐喝・横領などの財産犯の客体となるもの。
ざい‐べい【在米】
[名](スル)他国の人がアメリカに滞在、または居住していること。「長年—している娘」
さいほう【財宝】
《「ざいほう」とも》狂言。和泉(いずみ)流では「才宝」。成人した三人の孫が、祖父の財宝の所に名を付けてもらいに行き、それぞれ面白い名をもらい、めでたく舞いはやす。
ざい‐ほう【財宝】
財産や宝物。財産となる価値の高い物品。宝物。「金銀—」
ざい‐ほう【罪報】
仏語。罪のむくい。
財宝(ざいほう)は地獄(じごく)の家苞(いえづと)
財宝はいくら多くためても、地獄に行くときのみやげになるにすぎない。
ざい‐ほり【ざい掘り】
《「ざい」は氷の意》雪国で行われる漁法の一。冬、池や沼の氷を割り、水中に多量の雪を投入してかき回し、混乱した魚が浮上したところをとる。ざいくぐり。
ざい‐ほん【財本】
財産と資本。「一般人民の—の増殖に連れて」〈田口・日本開化小史〉
ざい‐まい【在米】
現在、倉庫や問屋などにある米。