しい・する【弑する】
[動サ変][文]しい・す[サ変]《「し(弑)する」の慣用読み》主君・父など目上の者を殺す。弑逆(しいぎゃく)する。「君公を—・する」
し‐い・ず【為出づ】
[動ダ下二] 1 あつらえ調える。用意する。また、作り上げる。「御帳の帷子(かたびら)など、由あるさまに—・でつつ」〈源・明石〉 2 行為に表す。する。特に、大きなことやとんでもないことをする。...
しい‐せい【恣意性】
《(フランス)arbitraire》ソシュールの用語。言語記号の記号表現(能記)と記号内容(所記)との結びつきが恣意的であるということ。→能記 →所記
しい‐ぜん【至善】
「しぜん(至善)」の慣用読み。〈日葡〉
しい‐そさん【尸位素餐】
《「しいそざん」とも。「漢書」朱雲伝から。「素餐」は食べるばかりで何もしないこと》一定の地位に就きながら職責を果たさず、むだに俸禄をもらっていること。また、その人。→尸位
しい‐そ・す【強ひ過す】
[動サ四]無理に勧める。無理強いする。「酒—・しなどして」〈源・明石〉
しいた・ぐ【虐ぐ】
[動ガ下二]「しいたげる」の文語形。
しい‐たけ【椎茸/香蕈】
ツキヨタケ科のキノコ。春・秋に、クヌギ・シイ・クリ・ナラなどの広葉樹の枯れ木や切り株に生える。傘は黒褐色か茶褐色。代表的な食用キノコで、人工栽培もされる。《季 秋》「—に時雨(しぐ)れぬ日とてな...
しいたけ‐たぼ【椎茸髱】
江戸時代に御殿女中の間に流行した、左右の鬢(びん)を左右に張り出した髪形。また、その髪形の御殿女中。髱の形がシイタケに似ているところからいう。
しいた・げる【虐げる】
[動ガ下一][文]しひた・ぐ[ガ下二]《「しえたげる」の音変化》むごい扱いをして苦しめる。虐待する。いじめる。「異教徒を—・げる」