しお‐だし【塩出し】
[名](スル)塩分を含んだ食物を水や薄い塩水に浸したりして塩分を抜くこと。塩抜き。「塩かずのこを—する」
しお‐だち【塩断ち】
[名](スル)神仏への祈願や病気治療のため、ある期間塩けのある物を食べないこと。
しお‐だまり【潮溜まり】
潮が引いたあとに残る岩礁などの水たまり。タイドプール。
しお‐だら【塩鱈】
塩漬けのタラ。《季 冬》「—や旅はるばるのよごれ面(づら)/太祇」
しお‐だるみ【潮弛み】
満潮や干潮になって潮の流れが止まってしまう状態。釣りでいう。
し‐おち【仕落ち/為落ち】
当然すべきことを不注意でしないこと。手落ち。手抜かり。しおとし。「—のないように注意する」
しお‐ちゃ【塩茶】
塩を加えてほうじた茶葉でいれた茶。また、食塩を少し入れた茶碗に熱いほうじ茶を注いだもの。酔いざましなどに用いる。
しお‐ついじ【塩築地】
壁面に数本の白い筋を水平に入れた築地塀。
しおつち‐の‐おじ【塩土老翁】
日本神話の神。山幸彦が兄の海幸彦から借りた釣り針を返せず困っていたときに、海神の宮へ行く道を教え、日向(ひむか)にあった神武天皇には東方に美しい地(くに)があることを教えた神。塩椎の神。
しお‐つなみ【潮津波】
満潮のとき、波の前面が垂直の壁のようになって河川をさかのぼる現象。潮の満ち干の激しい河口などに生じる。中国の銭塘江(せんとうこう)などが有名。海嘯(かいしょう)。ボーア。