しちじ‐しき【七事式】
茶道の千家で修練のために制定された七つの式法。花月・且座(さざ)・茶かぶき・員茶(かずちゃ)・回り炭・回り花・一二三(いちにさん)をいう。
しち‐じゅう【七十】
1 10の7倍の数。ななじゅう。 2 70歳。古希。ななそじ。
しち‐じゅう【七重】
七つかさなっていること。ななえ。「—の塔」
しちじゅうご‐にち【七十五日】
1 俗に、うわさが消えないという日数。「人のうわさも—」 2 俗に、初物を食べると長生きするという日数。「茄子の初生(はつなり)を目籠に入れて売り来たるを—の齢(よわひ)これ楽しみの」〈浮・永代...
しちじゅうに‐こう【七十二候】
1 二十四節気の各節気をそれぞれ三つに分けたもの。 2 72句からなる連歌・連句の一形式。懐紙の初表(しょおもて)8句、初裏14句、二の表・裏と名残の表に各14句、名残の裏8句を書き連ねたもの。...
七十(しちじゅう)にして矩(のり)をこえず
《「論語」為政から》70歳になって、欲望のままに行動しても人の道にはずれることがない。
ななじゅうにじかん‐の‐かべ【七十二時間の壁】
人命救助に関する用語で、災害発生から72時間を過ぎると要救助者の生存率が急激に低下することを意味する語。72時間は人が水や食料を摂らずに生命を維持できる限界とされる。
ななじゅうねん‐あんぽとうそう【七十年安保闘争】
昭和45年(1970)の日米安全保障条約改定を阻止するために展開された闘争。学生や労働者による集会・デモ・ストライキが全国で行われた。その一方で、新左翼諸派などの過激派による武装闘争が激化し、内...
ななじゅうねん‐だんわ【七十年談話】
⇒安倍談話
しちじゅう‐ほうじゅ【七重宝樹】
極楽にあるという、金樹・銀樹・瑠璃(るり)樹・玻璃(はり)樹・珊瑚(さんご)樹・瑪瑙(めのう)樹・硨磲(しゃこ)樹の七重に並んだ宝樹。また、黄金の根、紫金(しこん)の茎、白銀の枝、瑪瑙の条、珊瑚...