しょうじょうけ‐いん【清浄華院】
京都市上京区にある寺。浄土宗四大本山の一。貞観2年(860)清和天皇の勅願によって、禁裏内道場として創建。開山は円仁。のち、法然が入り浄土宗となった。天正年間(1573〜1592)現在地に移転。...
しょうじょう‐こう【猩猩講】
大酒飲みの寄り合い。「長崎の港にして—を結び」〈浮・二十不孝・五〉
しょうじょうこう‐じ【清浄光寺】
神奈川県藤沢市にある時宗(じしゅう)の総本山。山号は藤沢(とうたく)山。開創は正中2年(1325)、開山は呑海(どんかい)。境内には上杉禅秀の乱の死者を弔う敵味方供養塔がある。藤沢道場。藤沢寺。...
しょうじょう‐こぞう【猩猩小僧】
玩具の一。猩猩の形をした小さな人形。飴細工(あめざいく)または浮き人形に作る。また、猩猩が壺の中から出た形に作り、下の台に挿した笛を吹くと、人形が回転する装置のものもある。
しょうじょう‐ごう【正定業】
浄土教で、阿弥陀仏の名号を唱えること。それが必ず極楽往生を保証する行為であるところからいう。
しょうじょう‐しゅ【正定聚】
必ず仏となることの決まった聖者。不退転の菩薩(ぼさつ)たち。真宗では、他力真実の信心を得た者をいう。
しょうじょう‐しん【清浄心】
妄念を払い去った清らかな心。
しょうじょう‐じ【勝常寺】
福島県河沼郡湯川村にある真言宗豊山派の寺。山号は瑠璃光山。開創は大同2年(807)、開山は徳一と伝える。薬師如来像は国宝、薬師堂は重文。会津五薬師の中央薬師。
しょうじょう‐じ【証誠寺】
福井県鯖江(さばえ)市横越町にある真宗山元派の本山。越前四本山の一。山号は山元山。親鸞(しんらん)が越後へ配流の途中山元庄で布教し、そのあとに、子の善鸞が住したと伝える。文明7年(1475)8...
しょうじょう‐すげ【猩猩菅】
カヤツリグサ科の多年草。山地に生え、高さ約60センチ。夏に葉の間から茎が伸び、赤褐色の花穂をつける。