しり‐げ【知り気】
いかにも知っているようなようす。「我を笑ふとは—もなくて」〈著聞集・一六〉
しり‐げた【尻桁】
尻。また、その出っ張った部分。「—に掛けたる端紫の鹿の子帯」〈浮・一代女・四〉
しりげた‐おび【尻桁帯】
下の方でゆるく締めた帯。
尻毛(しりげ)を抜(ぬ)・く
他人が油断しているすきにつけ込んで、不意に事をしでかす。
シリコエタン【silicoethane】
⇒ジシラン
しり‐こそばゆ・い【尻こそばゆい】
[形][文]しりこそばゆ・し[ク]てれくさかったりきまり悪かったりして、落ち着いて座っていられない。しりこそばい。「褒められて—・い」
しり‐こた・う【尻答ふ】
[動ハ下二]矢が命中したような感じがする。「二人ながら一度に射たりければ、箭の—・ふと聞きけるままに」〈今昔・二七・三七〉
しりこ‐だま【尻子玉】
肛門の所にあると考えられた玉。河童(かっぱ)が好んで抜くといわれたもの。
しり‐こぶた【尻臀】
尻の左右に分かれた肉付きの豊かな部分。しりこぶら。しりたぶら。「肩先—、弓手(ゆんで)の太もも馬手(めて)の足首」〈浄・会稽山〉
シリコ‐マンガン【silico manganese】
⇒シリコンマンガン