じょう‐ろう【上﨟】
《「﨟」は僧侶の夏安居(げあんご)修行の回数を数える語》 1 修行の年功を積んだ高僧。⇔下﨟。 2 地位・身分の高い人。⇔下﨟。「右衛門督殿(うゑもんのかみどの)の上(かみ)に着き給ふ—は一人も...
じょうろう‐にょうぼう【上﨟女房】
身分の高い女官。御匣殿(みくしげどの)、尚侍(ないしのかみ)、二位・三位の典侍(ないしのすけ)、また、大臣の娘または孫娘で禁色(きんじき)を許された女房など。
じょうろう‐の‐ずいじん【上﨟の随身】
天皇より賜る随身のうち、近衛府の官人と番長。近衛舎人を下﨟の随身というのに対する。→番長
じょうろ‐きょう【上路橋】
通路が主構造の上側にある形式の橋。ラーメン橋など。→下路橋(かろきょう)
じょう‐ろく【丈六】
1 《釈迦の身長が1丈6尺(約4.85メートル)あったというところから》1丈6尺。また、その高さの仏像。座像の場合は半分の8尺に作るが、それも丈六といい、また、丈六より大きいものを大仏という。 ...
じょう‐ろく【定六】
江戸時代、江戸・大坂間を6日で往来した町飛脚のこと。
じょう‐ろく【畳六/調六/重六】
双六(すごろく)で、二つの賽(さい)の目が、ともに六と出ること。じゅうろく。ちょうろく。「このはらまれ給へるみこ、男におはしますべくは、—出でこ」〈大鏡・師輔〉
じょう‐ろん【諍論】
言い争うこと。論争。「人と—を好むことなかれ」〈正法眼蔵随聞記・六〉
じょう‐わ【冗話】
むだばなし。冗談。
じょうわ【承和】
《「しょうわ」とも》平安初期、仁明(にんみょう)天皇の時の年号。834年1月3日〜848年6月13日。