すい‐ねん【衰年】
体力の衰える年齢。老年。衰齢。
すい‐のう【水嚢】
1 食品をすくって水を切ったり、だしをこしたりするためのふるい。底を馬の尾の毛や針金、また竹や布で張ってある。みずぶるい。みずこし。 2 携帯用のズック製のバケツ。
すい‐のみ【吸(い)飲み/吸い呑み】
病人が寝たままでも液体を飲めるように、細長い吸い口をつけた容器。
すい‐は【水波】
1 水面に立つ波。波浪。 2 水と波。名は違っても、本体は同じであることをたとえていう。「—の隔て」
すい‐は【水破】
黒鷲(くろわし)の羽ではいだ鏑矢(かぶらや)。「—兵破(ひゃうは)の矢をもって、それがしに射付けしからは源氏の残党」〈浄・布引滝〉
すい‐はい【水肺】
ナマコ類の、樹枝状の細管をもつ呼吸器官。呼吸樹。
すい‐はい【衰廃】
[名](スル)おとろえすたれること。
すい‐はい【衰憊】
[名](スル)おとろえ弱ること。「土爾格の国古盛にして今—するもの許多弊政の然らしむる処」〈栗本鋤雲・匏菴十種〉
すい‐はく【水伯】
⇒水神(すいじん)
すいはくちょう【水巴句帖】
渡辺水巴の句集。大正11年(1922)刊行。