すい‐めん【錐面】
平面上の曲線または折れ線の各点と、平面外の一点とを結ぶ直線が運動したときにできる面。
すいめん‐か【水面下】
1 水の中。水中。「—に沈む」 2 表面には現れないところ。「—で交渉が進む」
すいめん‐けい【水面計】
容器内の液面の位置を外部から測る装置。ボイラーやタンクでは、外部にとり付けた目盛り付きガラス管。上下で容器内部と通じ、内部の液面の位置と等しいガラス管内の液面の位置で目測する。
すいめん‐こうか【水面効果】
水面の近くを飛行する航空機が、水面から受ける流体力学的な影響。自由大気中の飛行と異なり、翼が受ける揚力が大きくなる。
すいめん‐は【水面波】
水の表面の上下動に対して、表面張力や重力が復元力として作用することで起こる波。前者を表面張力波、後者を重力波という。水の波。
酸(す)いも甘(あま)いも噛(か)み分(わ)・ける
人生経験が豊かで人の心の機微や世間の事情によく通じている。酸いも甘いも知っている。 [補説]「酸いも甘いも嗅(か)ぎ分ける」とするのは誤り。
すい‐もう【吹毛】
1 《毛を吹き分けて隠れた疵(きず)を探す意から》無理に人の欠点を探すこと。あらさがし。→毛を吹いて疵(きず)を求む 2 吹きかけた毛も断ち切るほどの、よく切れる剣。「—の剣」
すい‐もう【衰耄】
[名](スル)年をとって衰えること。老いぼれること。すいぼう。「愛欲のために—したような甥の姿が」〈藤村・家〉
すい‐もじ【推文字】
《「推量」「推察」の女性語》おしはかること。すもじ。「これにて御(ご)—さ」〈滑・浮世風呂・三〉
すい‐もの【吸(い)物】
日本料理で、汁を主体にした汁物の一種。一般にはすまし汁をいう。