なるこ【鳴子】
狂言。和泉(いずみ)流。太郎冠者と次郎冠者が、山田へ鳥追いに来て、主人が持ってきてくれた酒を飲み、鳴子を引きながら歌い舞ううちに酔って寝てしまう。
ナンキン‐ねずみ【南京鼠】
ハツカネズミの飼養白変種。実験用・愛玩用。
ナンキン【南京】
中国江蘇省の省都。揚子江の南岸に位置し、水陸交通の要衝。古来、三国の呉や六朝・明・中華民国などの都として栄えた。名称は建業・建鄴(けんぎょう)・建康・金陵などに変わり、明の永楽帝のとき、北京に...
に‐げ【二毛】
《「にけ」とも》馬の毛色の名。白黒2色まじったもの。「逃げ」に掛けることもある。ねずみげ。「忠清は—の馬にぞ乗りにける」〈平家・五〉
なま‐めかし・い【艶めかしい】
[形][文]なまめか・し[シク]《動詞「なまめく」の形容詞化》 1 姿やしぐさが色っぽい。あだっぽい。「—・い声」「—・くしなを作る」 2 清新でみずみずしい。若々しい。「あてに—・しう、二月ば...
に‐そ【二鼠】
仏語。白・黒の2匹のネズミ。昼夜・日月などにたとえる。
にこ‐ずみ【和炭】
松・栗などを原料とした軟らかい木炭。鍛冶(かじ)に用いる。鍛冶屋炭。にきずみ。
なまり‐いろ【鉛色】
鉛の色に似た、淡いねずみ色。「—の空」
なべ‐づる【鍋鶴】
ツル科の鳥。全長約105センチ。体は灰黒色で頭と首が白く、頭上は皮膚が裸出して赤い。シベリアで繁殖。日本には冬鳥として山口県周南市・鹿児島県出水(いずみ)市に渡来し、特別天然記念物。
とび‐ろっぽう【飛(び)六方】
歌舞伎の六方の一。一足ずつにはずみをつけて飛ぶように踏む六方。走っていくようすを表すもので、「勧進帳」の弁慶などにみられる。