せい‐りょ【省慮】
[名](スル)かえりみてよく考えること。「同党にして玆に—することあらば」〈利光鶴松・政党評判記〉
せい‐りょ【聖慮】
天子の考え。叡慮(えいりょ)。
せい‐りょ【静慮】
心を静かにして考えること。また、落ち着いた心。
せい‐りょう【凄寥】
[ト・タル][文][形動タリ]ものすごく寂しいさま。「—たる光景」
せい‐りょう【凄涼】
[ト・タル][文][形動タリ]ぞっとするほどもの寂しいさま。また、冷ややかなさま。「—たる夜色、人をして日中の苦熱を忘れしむれば」〈竜渓・経国美談〉
せい‐りょう【声量】
その人が出すことのできる声の大きさの度合い。「—のある歌手」
せい‐りょう【清亮】
[名・形動]音などが清らかで澄んでいること。また、そのさま。「—な音色」
[ト・タル][文][形動タリ]音などの澄んでいるさま。「虫の音が—として響く」
せい‐りょう【清涼】
[名・形動]さわやかで涼しいこと。冷たくてすがすがしいこと。また、そのさま。「高原の—な空気」
せい‐りょう【精良】
[名・形動]すぐれてよいこと。また、そのさま。「—な製品」
せい‐りょう【西涼】
中国、五胡十六国の一。400年、漢人で敦煌(とんこう)大守の李暠(りこう)が、北涼から自立して甘粛省北西部に建国。都は敦煌。国勢ふるわず、421年に北涼に滅ぼされた。