はした‐な・む
[動マ下二] 1 きまりの悪い思いをさせる。「心を合はせて、—・め煩はせ給ふ時も多かり」〈源・桐壺〉 2 きびしくたしなめる。「あなものぐるほしと—・めさし放たむにも」〈源・宿木〉
はじき‐ざる【弾き猿】
棒に括(くく)り猿を抱きつかせ、下から竹のばねをはじいて猿を昇り降りさせる玩具。東京柴又・宮城気仙沼などの土産として有名。江戸時代の幟猿(のぼりざる)の着想から生まれたもの。猿はじき。
はし‐おき【箸置き】
食卓に箸を置くとき、箸先をのせるもの。箸台。箸枕。
バシス【VASIS】
《visual approach slope indicator system》着陸する航空機に適正な進入角を知らせる進入角指示灯の一つ。日本の空港には、より精密なPAPI(パピ)と呼ばれるシス...
はさみ‐ばこ【挟み箱】
武家が公用で外出する際、供の者にかつがせる物品箱。長方形の箱の両側に環がついていて、それにかつぎ棒を通したもの。
はし【端】
《「はじ」とも》 1 中央や中心からいちばん離れた部分。 ㋐細長いものの先端や末端。「棒の—」「行列の—」 ㋑ある場所や空間内の、周辺に近い部分。「手紙の—に書き添える」「机を部屋の—に寄せる」...
は‐ざし【ハ刺(し)】
片仮名の「ハ」の字形に細かく刺し縫いする方法。テーラードカラーの表地と芯(しん)とをなじませるためなどに行う。
ば‐こそ
[連語]《接続助詞「ば」+係助詞「こそ」》 1 活用語の仮定形(文語では已然形)に付く。あとの説明を成立させるのに十分な理由を、前に提示する意を表す。「親子なれ—情愛も深いのだ」「これをいみじと...
はこにわ‐りょうほう【箱庭療法】
心理療法の技法の一つ。セラピストが砂を入れた箱と玩具(がんぐ)を用意して、患者に箱庭作品を作らせる。作品を作る過程や完成した作品から患者の深層心理を読み取り、治療に役立てる。
はこ‐づり【箱釣(り)】
祭りや縁日などの露店で、浅い水槽の中の鯉(こい)・鮒(ふな)・金魚などを紙の杓子(しゃくし)や切れやすい鉤(かぎ)などで捕らせること。《季 夏》「—や頭の上の電気灯/虚子」