せん‐さい【剪裁】
1 布・紙などを裁ち切ること。また、花を摘み切ること。 2 文章に手を入れること。文章を練ること。「その詩には人に優れた—の工(たくみ)があった」〈鴎外・魚玄機〉
せん‐さい【戦災】
戦争による災害。「—を免れる」
せん‐さい【戦債】
1 戦争のために国家が負う債務。 2 ⇒戦時公債(せんじこうさい)
せん‐さい【繊細】
[名・形動] 1 ほそく小さいこと。ほっそりとして優美なこと。また、そのさま。「—な指」 2 感情などがこまやかなこと。また、そのさま。デリケート。「—な感覚」「—な神経」 [派生]せんさいさ[名]
せんさい‐こじ【戦災孤児】
戦災で両親を失った子供。
せんさい‐ちゃ【仙斎茶】
《「せんざいちゃ」「せんざいぢゃ」とも》染め色の名。黒ずんだ緑色。縹(はなだ)色に下染めしてから、茶色に染めた色。
せんさい‐の‐せいしん【繊細の精神】
パスカルの用語。日常接する複雑な事象を、推論によらず一挙に感得するしなやかな精神。⇔幾何学的(きかがくてき)精神。
せん‐さいぼう【腺細胞】
分泌を主な機能とし、分泌腺を構成する細胞。分泌細胞。
せん‐さく【穿鑿】
[名](スル)《古くは「せんざく」とも》 1 穴をうがち掘ること。 2 細かなところまで根ほり葉ほりたずねること。また、むやみに憶測してとやかく言うこと。「他人の私生活をあれこれと—する」「—家...
せん‐さく【詮索】
[名](スル)細かい点まで調べ求めること。「語源を—する」