そで‐した【袖下】
1 和服で、袖の下端の部分。袖底。 2 洋服で、わきの下の袖付けの位置から袖口までの部分。 3 袖丈(そでたけ)のこと。「—九寸に足らず」〈浮・一代男・二〉 4 「袖の下」に同じ。「後家の—から...
そでし‐の‐うら【袖師浦】
静岡県静岡市東部、旧清水市の袖師の海岸。また、島根県松江市馬潟の中海の湖岸。一説に松江市の宍道湖(しんじこ)岸とも。[歌枕]「から衣—のうつせ貝むなしき恋に年の経ぬらむ」〈後拾遺・恋一〉
そで‐しょう【袖章】
制服の袖につけて、所属・階級などを示す記章。
そで‐じるし【袖印/袖標】
戦場で敵味方を見分けるため、鎧(よろい)の袖につけたしるし。主に布切れを用いた。袖の笠標(かさじるし)。
袖(そで)すり合(あ)うも多生(たしょう)の縁(えん)
「袖振り合うも多生の縁」に同じ。
そで‐ずきん【袖頭巾】
江戸時代、女性が用いた、着物の袖の形をした頭巾。袖口から顔を出すようにしてかぶる。のち、御高祖(おこそ)頭巾となった。
そで‐たけ【袖丈】
衣服の袖の長さ。和服では袖山から袖下まで、洋服では肩先から袖口までの長さ。
そで‐だたみ【袖畳み】
和服の略式の畳み方。着物の背を内へ二つに折って、両袖を合わせてそろえ、袖付けのあたりで折り返す。
そで‐つき【袖付き】
1 「袖付け」に同じ。 2 袖のついている衣服。「そでなし」に対していう。
そで‐つけ【袖付け】
衣服の袖と身頃(みごろ)を縫いつけること。また、その部分。そでつき。