たうえ‐の‐しんじ【田植(え)の神事】
⇒御田植(おたう)え祭(まつ)り
タウオン【tauon】
⇒τ粒子
た‐うこぎ【田五加木】
キク科の一年草。田のあぜや湿地に生え、高さ0.5〜1メートル。秋、黄色い花をつける。実に逆向きのとげをもつ。ひっつき。《季 秋》「溝川に—の花暮れにけり/麦人」
とうざ‐がい【当座買ひ】
さしあたっての入り用だけを現金で買うこと。「たばね木の—やがて立ち消ゆる煙なるべし」〈浮・一代男・三〉
とうざ‐ばらい【当座払ひ】
その場で支払うこと。現金払い。「大方(おほかた)の買物は—にして」〈浮・胸算用・四〉
た‐うた【田歌】
田植えの仕事歌。また、それを儀式歌謡にしたもの。大嘗祭(だいじょうさい)の田舞、各地の社寺の田植え神事や田遊びの田植え歌に古い田歌が残る。《季 夏》「午(うま)の貝—音なく成りにけり/蕪村」
タウ‐たんぱくしつ【タウ蛋白質】
中枢神経細胞に存在する微小管結合たんぱく質の一つ。アルツハイマー型認知症の患者の脳には、老人斑とともに、異常にリン酸化されたタウたんぱく質の沈着物(神経原線維変化)が見られる。
た‐うち【田打ち】
春、田植えの準備のため、田を鋤(す)きかえすこと。田を打つこと。《季 春》「水流れきて流れゆく—かな/不器男」
たうち‐うた【田打ち歌】
田打ちのときに歌う民謡。豊作を祈願し、予祝する歌詞が多い。
たうち‐しょうがつ【田打ち正月】
多く正月11日に行う農耕の予祝儀礼。田畑に出て二くわか三くわ耕したあと、松の枝を植えたりして唱え言をする。くわはじめ。《季 新年》