たま‐がい【玉貝】
タマガイ科の巻き貝の総称。貝殻は球卵形で殻表は滑らか。体は大きく、貝殻を包み込む。砂中に潜って二枚貝を捕らえ、殻に穴をあけて肉を食う。ツメタガイなど。
たま‐がき【玉垣】
《古くは「たまかき」》皇居・神社の周囲に巡らした垣。垣が二重にあるときは外側のものをいう。斎垣(いがき)。瑞垣(みずがき)。
たまがき‐の【玉垣の】
[枕] 1 玉垣を「みづがき(瑞垣)」ともいうところから、「みつ」にかかる。「—三津の港に春なれば」〈曽丹集〉 2 玉垣の内の意から、「うち」にかかる。「—内外(うちと)の神の御末にて」〈謡・羽衣〉
たまがき‐の‐うちつくに【玉垣の内つ国】
日本国の美称。「玉垣の内つ御国の朝霞光へだてぬ春は来にけり」〈夫木・一〉
たま‐がしわ【玉柏】
かしわの美称。「美濃山にしじに生ひたる—」〈催馬楽・美濃山〉
たま‐がしわ【玉堅磐】
《「かしわ」は「かたしわ(堅磐)」の略》堅い岩の美称。「難波江の藻にうづもるる—顕はれてだに人を恋ひばや」〈千載・恋一〉
たま‐がた【玉型】
眼鏡のレンズの形状のこと。→玉1㋒
球(たま)が走(はし)・る
投球にスピードが乗り威力を増す。
たま‐がわ【玉川】
川の名。全国に6か所あり、総称して六玉川(むたまがわ)という。宮城県塩釜市・多賀城市を流れる、野田の玉川。東京都を流れる、調布(たつくり)の玉川(多摩川)。滋賀県草津市を流れる、野路の玉川。京...
たま‐がわ【多摩川/玉川】
関東南部を流れる川。秩父山地の笠取山に源を発し、東京都に入り、下流で神奈川県との境を流れて東京湾に注ぐ。河口付近を六郷(ろくごう)川ともいう。長さ138キロ。東京の上水道の水源。古称、調布(た...