たら‐たら
[副] 1 液体が少しずつ続けざまにしたたり落ちるさま。「—(と)汗を流す」「インクが—(と)こぼれる」 2 好ましくない文句をたくさん並べたてて言うさま。「—(と)おせじを言う」「不平—」
たら‐だけ【多良岳】
長崎・佐賀両県にまたがる火山群の主峰。標高996メートルで山頂付近に多良岳神社や金泉寺がある。最高峰の経ヶ岳は1076メートル。
たらち‐お【垂乳男】
《「垂乳女(たらちめ)」からの類推で生じた語》生みの父。父親。「—の帰るほどをも知らずしていかで捨ててし雁の卵子(かひこ)ぞ」〈元輔集〉
たらちし【垂乳し】
[枕]「母」にかかる。語義・かかり方未詳。「—母に懐(むだ)かえ」〈万・三七九一〉
たらちし‐の【垂乳しの】
[枕]「母」にかかる。語義・かかり方未詳。「—母が目見ずておほほしく」〈万・八八七〉
たらちし‐や【垂乳しや】
[枕]「母」にかかる。語義・かかり方未詳。「—母が手離れ」〈万・八八六〉
たらちね【垂乳根】
《枕詞「たらちねの」から》 1 母。母親。「—の消えやらで待つ露の身を風より先にいかでとはまし」〈増鏡・新島守〉 2 親。両親。父母。「—はいかに哀れと思ふらむ三年になりぬ足たたずして」〈今鏡・...
たらちね‐の【垂乳根の】
[枕]「母」「親」にかかる。語義・かかり方未詳。「—母が問はさば風と申(まを)さむ」〈万・二三六四〉 「—親のいさめし転寝(うたたね)は」〈拾遺・恋四〉
たらち‐め【垂乳女】
《「垂乳根(たらちね)」からの類推で生じた語》生みの母。母親。「—や止まりて我を惜しまましかはるにかはる命なりせば」〈千載・哀傷〉
タラッサ【Thalassa】
海王星の第4衛星。1989年にボイジャー2号の接近で発見された。名の由来はギリシャ神話の海の女神。海王星系で2番目に内側の軌道を公転しており、ナイアッドなどと同じく、いずれは海王星に落下すると考...