ばち【罰】
人間が犯した悪事に対して神仏が与えるこらしめ。天罰(てんばつ)。「—が当たる」
罰(ばち)は目(め)の前(まえ)
悪い事をすれば、たちまち罰が当たるということ。
はたり
[副] 1 物が軽く当たる音や、そのさまを表す語。「窓を—と卸す」〈漱石・虞美人草〉 2 続いていた動きが急にとだえるさま。また、予想外の場面にぶつかるさま。ぱたり。「風が—とやんだ」
は‐たん【破綻】
[名](スル) 1 破れほころびること。「処々—して、垢染(あかじみ)たる朝衣を」〈竜渓・経国美談〉 2 物事が、修復しようがないほどうまく行かなくなること。行きづまること。「経営に—を来す」
はた‐ば・る【端張る】
[動ラ四] 1 幅が広くなる。広がる。「青鈍(あをにび)の指貫の—・りたる、白き衣ども」〈春曙抄本枕・一〇六〉 2 大きく構える。威張る。「執権の威を—・り」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
はちじゅうはち‐や【八十八夜】
雑節の一。立春から88日目で、5月2日ごろにあたる。このころから農家は種まき・茶摘み・養蚕などに忙しい時期となる。《季 春》「霜なくて曇る—かな/子規」
はた‐さし【旗指/旗差】
1 戦場で、主人の旗を持って供奉(ぐぶ)する武士。旗手。旗持ち。「—はきぢんの直垂(ひたたれ)に、小桜を黄にかへいたる鎧(よろい)着て」〈平家・九〉 2 「旗指物」の略。
はたし‐まなこ【果たし眼】
相手を打ち果たそうとする必死の目つき。「下人あまた召しつれ、—にて来たる」〈浮・伝来記・三〉
ばち‐かわ【撥皮/撥革】
三味線や琵琶の、撥の当たる部分に重ねて貼(は)った小さい半円形の皮。
はちじょう‐どおり【八条通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。京都駅の南側を通り、平安京の八条大路にあたる。