どう‐ちゃく【撞着】
[名](スル) 1 つきあたること。ぶつかること。「忌諱すべき事に—することも」〈鴎外・渋江抽斎〉 2 つじつまが合わないこと。矛盾。「話の前後が—する」「自家—」
とう‐たい【凍餒】
こごえることと飢えること。生活に苦しむこと。「宿榾を焚き以て大に—したるたけが身体を暖めしむ」〈菊亭香水・世路日記〉
とう‐とう【蕩蕩】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 はてしなく広いさま。「瓢々—として窮まるところを知らず」〈独歩・悪魔〉 2 心のやすらかでゆったりしているさま。「王者の民—たりと云う句の価値を始めて発見する...
どう‐せん【同船】
[名](スル) 1 同じ船。 2 同じ船に乗り合わせること。また、その人。「先年宮の渡しに—したる人を、今日銀座の往来に見掛けて」〈福沢・学問のすゝめ〉 3 前に話題にのぼった、その船。
とうそう‐ざい【逃走罪】
懲役・禁錮・拘留・勾留されている者や、死刑判決を受けて拘置されている者などが逃走する罪。刑法97条が禁じ、1年以下の懲役に処せられる。単純逃走罪。→加重逃走罪 [補説]勾留状により勾留された者の...
とう‐とう【幢幢】
[ト・タル][文][形動タリ]炎などが揺れ動くさま。「満目の紫焔—として」〈蘆花・自然と人生〉
とう‐とう【鼕鼕/鞺鞳】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 鼓(つづみ)や太鼓の鳴り響くさま。「間もなく太鼓が—と打ち鳴らされた」〈島木健作・生活の探求〉 2 水や波の音の響くさま。「荒磯に砕る響き、—たり」〈竜渓・経...
とうろく‐じどうしゃ【登録自動車】
道路運送車両法の規定に基づいて、国土交通大臣が管理する自動車登録ファイルへの登録が義務づけられている自動車。道路運送車両法の小型自動車(二輪を除く)・普通自動車・大型特殊自動車がこれにあたる。
トゥルシーマーナス‐じいん【トゥルシーマーナス寺院】
《Tulsi Manas Temple》インド北部、ウッタルプラデシュ州の宗教都市バラナシにあるヒンズー教寺院。旧市街の南に位置する。サンスクリット語で書かれた「ラーマーヤナ」をヒンディー語に訳...
とう‐ろ【当路】
《要路にあたる意》重要な地位についていること。また、その人。「—者」「是(ここ)に於て書を—に上(たてま)つり」〈露伴・日ぐらし物語〉