だれ‐だれ【誰誰】
《古くは「たれたれ」》不定称の人代名詞。 1 具体的でなく、漠然と二人以上の人をさす語。だれとだれ。「今日の参加者は—か」 2 なんとかいう人。だれそれ。「どこの—かわからない」
タレット‐せんばん【タレット旋盤】
《turret》心押し台の代わりに回転台を備え、これに各種の刃物または工具を放射状に取り付けた旋盤。回しながら各種の加工が連続してできる。
たれつけんしゅつき‐シーティー【多列検出器CT】
⇒マルチスライスCT
たれ‐どき【誰時】
「かわたれどき」に同じ。〈和英語林集成〉
たれどき‐ぼし【誰時星】
明け方に見える金星の異称。明けの明星(みょうじょう)。かわたれぼし。「暁の—も清澄(きよずみ)の海原とほくのぼる山かな」〈廻国雑記〉
たれ‐ながし【垂れ流し】
[名](スル)たれながすこと。「—公害」
たれ‐なが・す【垂れ流す】
[動サ五(四)] 1 大小便を無意識のうちに出してしまう。また、排泄した大小便を始末しないで放置する。「—・して歩く」 2 工場廃水や汚水などを処理しないまま、河川・海・下水道などへ放流する。「...
たれ‐ぬの【垂れ布】
1 部屋の出入り口などに垂れ下げた布。平安時代には、帳(とばり)の役もした。「湯殿の—をときおろして」〈宇治拾遺・三〉 2 看板がわりに店に垂れ下げるのれん。「下京に目くすしあり。—に、金こ目く...
たれ‐の‐ひと【誰の人】
なんという人。どういう人。たれびと。「さ雄鹿の萩に貫き置ける露の白玉あふさわに—かも手に巻かむちふ」〈万・一五四七〉
たれ‐びと【誰人】
[代]不定称の人代名詞。なんという人。どんな人。だれ。「—にも見出し得ぬ訳だ」〈漱石・吾輩は猫である〉