かたわら‐くる・し【傍ら苦し】
[形シク]《「かたわらぐるし」とも》そばで見ていて心苦しい。気の毒だ。「いみじと思ふとも、—・しき折々もやまじり給はむと」〈苔の衣・二〉
かた‐わき【片脇】
1 片方のわきの下から胸の側面にかけての辺り。「—に抱える」 2 かたわら。わき。「—に寄せる」 3 中心から離れた所。田舎。場末。「—には今に天人唐草目にしむ」〈浮・胸算用・三〉
おか【丘/岡】
1 小高くなった土地。山よりも低く、傾斜もなだらかなもの。丘陵。 2 (名詞の上に付いて、複合語をつくり)かたわら、局外からの見方や立場のものである意を表す。「—目」「—ぼれ」「—焼き」
おどり‐くどき【踊り口説き】
盆踊り歌としてうたわれる民謡で、歌詞が一連の物語になっているもの。八木節・江州音頭・河内音頭など。口説き節。くどき。
おとこ‐みょうり【男冥利】
1 男に生まれた甲斐(かい)のあること。男に生まれたことの幸せ。男冥加(おとこみょうが)。「—に尽きる」⇔女冥利。 2 神仏の御利益で、よい夫にめぐりあえること。「これほど生まれまさったわしをい...
お‐なぐさみ【御慰み】
その場の楽しみ。お楽しみ。座興。たわむれや皮肉の気持ちを込めていう。「ほんの—に歌いましょう」「うまくできたら—」
お‐みかぎり【御見限り】
愛想をつかして見限ること。特に、なじみの店にしばらく行かないこと。「あら、とんと—でしたわねえ」
オタワ‐プロセス【Ottawa process】
1997年に採択された対人地雷禁止条約(オタワ条約)の交渉過程のこと。ジュネーブ軍縮会議での交渉が進展しないことから、カナダ・ノルウェー・ベルギー・南アフリカなどの有志国と国際NGO連合体の地雷...
おもい‐たわ・む【思ひ撓む】
[動マ四]心がくじける。「ますらをの心はなしにたわやめの—・みて」〈万・九三五〉
お‐みこし【御神輿】
1 「神輿(みこし)」の尊敬語・美化語。 2 腰。尻。「輿」を「腰」にかけて、たわむれていう。「—を上げる」