す‐や【素矢/徒矢】
1 的をはずれた矢。 2 当てがはずれること。むだなほねおり。「今も話した通り三晩も—をした訳だから」〈和田定節・春雨文庫〉
エフ‐エル‐キュー【FLQ】
《(フランス)Front de Libération du Québec》ケベック解放戦線。1960年代から1970年代にかけて、フランス系住民が多数を占めるケベック州のカナダからの分離独立を要...
襟元(えりもと)に付(つ)・く
「襟に付く」に同じ。「さきの異人さんは、…心意気のいい人だから、…襟元へ付かないのは、やぼのゆきどまりで」〈魯文・安愚楽鍋〉
え‐ば・る【威張る】
[動ラ五(四)]「いばる」の音変化。「公言して—・ってるんだからね」〈漱石・明暗〉
えん‐けん【遠見】
[名](スル) 1 遠くを見ること。遠望。とおみ。「峠から村落の灯を—する」「かの滋藤(しげふぢ)漫々たる海上を—して」〈平家・五〉 2 将来のことを見通すこと。「大利の基いをひらくの理だから、...
えちご‐じょうふ【越後上布】
越後の小千谷(おぢや)・十日町などを中心に産する麻織物のうちで、特に上等なもの。指で紡いだカラムシの糸で織り、雪ざらしをして漂白する。この技術は重要無形文化財に登録されている。
エレキテル
《(オランダ)electriciteitから》 1 電気。エレキ。エリキ。 2 江戸中期にオランダから伝来した医療用の摩擦発電装置。
えん‐ぴつ【鉛筆】
筆記用具の一。木の軸に、黒鉛の粉末と粘土を混ぜ高熱で焼き固めた芯(しん)を入れたもの。1565年に英国で考案。江戸初期にオランダから幕府に献上され、商品として輸入されたのは明治10年(1877)前後。
エーセル‐テレカラフ
《(オランダ)ether(エーテル)+telegraaf(テレグラフ)から》江戸時代末、オランダから伝来した電信機。
治(おさ)まりて乱(みだ)るるを忘(わす)れ◦ず
《「易経」繋辞下から》安定している世の中もいつかは乱れるのだから、政治を行う者は、そのことを忘れてはいけない。