ちゅう‐じん【中腎】
脊椎動物の個体発生の過程で前腎に次いで現れる排泄器官。魚類・両生類では腎臓として働き、爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺乳類では退化する。ウォルフ体。原腎。
ちゅう‐じん【厨人】
料理人。まかないかた。
ちゅう‐じん【稠人】
多くの人。衆人。「其才—の上にぬきんで」〈逍遥・小説神髄〉
ちゅうじん‐ぼうかん【中腎傍管】
⇒ミュラー管
ちゅうじん‐ゆかん【中腎輸管】
中腎と連絡する排出管。前腎輸管が縦に二分してできる一方のもので、他方はミュラー管となる。魚類・両生類では輸尿管・輸精管として働き、爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺乳類ではやがて、雄では輸精管となり、...
ちゅう‐すい【虫垂】
盲腸の下部についている指状の小突起。盲腸の先端が細小となったもので、ヒト・類人猿・ウサギ・ネズミなどにみられる。虫様突起。虫様垂。
ちゅう‐すい【宙水】
⇒ちゅうみず
ちゅう‐すい【注水】
[名](スル)水をそそぎ入れること。また、水をそそぎかけること。「ホースで水槽に—する」
ちゅうすい‐えん【虫垂炎】
虫垂の炎症。初め上腹部やへその辺りに痛みがあり、しだいに右下腹部にうつる。吐き気・発熱などを伴い、悪化して破れると腹膜炎を起こす。俗に盲腸炎ともいう。虫様突起炎。
ちゅうすい‐しょくぶつ【抽水植物】
水生植物の一型。比較的浅い水中に生え、根は水底の土壌中にあり、葉や茎が水面から出ている植物。アシ・ガマ・ハスなど。挺水(ていすい)植物。水沢(すいたく)植物。