よしなし‐もの【由無し物】
つまらないもの。無益・無用のもの。「この石は、女どもこそ—と思ひたれども」〈宇治拾遺・一三〉
よしなし‐ものがたり【由無し物語】
つまらない物語。たわいのない話。「つれづれのままに、—、昔今の事語り聞かせ給ひしをり」〈讃岐典侍日記・下〉
よ‐そう【予想】
[名](スル)物事の成り行きや結果について前もって見当をつけること。また、その内容。「—が当たる」「混雑が—される」 [用法]予想・予期——「結果は予想(予期)したとおりだった」「予想(予期)に...
よた‐ばなし【与太話】
出まかせのつまらない話。でたらめの話。
理(り)に落(お)・ちる
話が理屈っぽくなる。「そんな結末では話が—・ちてつまらない」
りょうとう‐の‐いのこ【遼東の豕】
《遼東で珍しいとされた白頭の豚が河東では珍しくなかったという「後漢書」朱浮伝の故事から》世間知らずのために、つまらないことを誇りに思ってうぬぼれること。また、そのような人のたとえ。
るいけい‐てき【類型的】
[形動]型にはまっていて、個性や特色が見られないさま。「登場人物が—でつまらない」「—な表現」
藜羹(れいこう)を食(く)らう者(もの)は大牢(たいろう)の滋味(じみ)を知(し)らず
《「藜羹」は粗食、「大牢」はすばらしいごちそうの意》粗食に慣れた者にはごちそうの味がわからない。つまらない人間には高尚なことや重大なことは理解できないことのたとえ。
訳(わけ)も無(な)い事(こと)
たわいもなく、つまらないこと。